慰謝料が増えやすい原因とは

離婚して、慰謝料を支払った人はたくさんいます。
その傾向から、離婚の原因がどのような内容だったときに、
慰謝料が増えやすいのか、傾向をつかむこともできます。

最近は、精神的な苦痛をどれくらい配偶者に与えてしまったかが
重視される傾向にあるといわれています。
そのため、不貞行為に絞って考えてみても、どれくらい浮気をしていたのか、
いつ頃から浮気をはじめていたのかが問われる傾向があります。
これは、その他の原因、たとえば生活費を与えなかった場合や、
働けるのに働かないでいた場合や(主婦や主夫の場合)家事を著しく怠けていた場合、
また暴力をふるっていた場合や、借金を増やしていた場合も同様でしょう。

また、結婚して1~2年のような20代の若い夫婦の場合、
結婚して10年以上も経過したような40代の夫婦ほどは、
慰謝料は高くつかない傾向があります。これは結婚生活が長いほうが
慰謝料で償いをする必要も増えるという考え方によるものでしょう。

慰謝料があまり発生しない原因とは

慰謝料はあくまでも償いのための金銭ですから、
はっきりとした原因を説明できないときは、大した金額にはなりません。
個別のケースも最近少しずつ認められるようになっていますが、
あまり変わっている原因の場合は、認められない可能性が高くなります。
それから、夫婦双方に問題がある場合、たとえば性格上の不一致などについては、
(それをもとに慰謝料を請求する人はまずいませんが)やはり金額が増えるとは
思われませんし、夫婦双方に支払いの義務が発生する可能性があります。