慰謝料を請求する交渉

離婚の原因が相手にある場合、それも明らかに相手側に非があると思われる場合であれば、
当然慰謝料を支払うように請求することができます。

慰謝料を請求する立場になったときは、大事な機会ですから
間違いのない請求をしなくてはいけません。
たとえ向こう側に非があって、それがどんなに悪質な場合でも、油断は禁物です。
相手側の出方によっては、うまく請求できなくなる恐れもあります
(協議で折り合いがつかなければ調停になりますし、
調停でも決着しなければ裁判になりますが……
そこまで行く例は本当に少ないのですが、それでも慰謝料の金額で
紛糾する可能性はあります)。
慰謝料を請求するときは、こちら側の有利な点をよく確認して
上手に活用することが大事です。

多めに請求したい場合もありますが…

慰謝料の請求をするとなると、つい多めに取りたい、
それも取れるだけお金を絞り取りたいと思う人がいます。

つまり、慰謝料を請求できる立場になっているということは、
配偶者から何かしら裏切り行為のようなことをされているわけですから、
どうしても感情的になってしまう人がいます、それも常にたくさんいるようですね。

もちろん、ひどいことをされたのであれば、
多めに慰謝料を取ろうと思うのは自然な感情でしょうし、
実際に多めに取ろうと頑張るのも悪いことではありません。
ただし、冷静さを失ってしまう人が多いのも事実です。

冷静さを欠いた精神状態で慰謝料の手続きに臨むのは
決して賢明なことではありません。
それに、過剰にしつこく請求しすぎてしまうと、逆効果になる恐れがあります
(特に、調停委員に対する印象が悪くなるかもしれません)。
冷静さをもって請求に臨んで、多めに取りたいときでもバランスを考えながら
請求するのがいちばんですね。